3月11日。

あれから3年が過ぎました。本日は、TVも大震災関連の番組ばかりでしたね。国でも追悼式。私も自民党の青年局の街頭活動を水戸駅北口広場でやってきました。

あの記憶を忘れることがないようにすることは、もちろん大事なことです。私も3月議会冒頭の会派代表質問で同じ内容を質問させて頂きました。

これを機会にやはり日本は見事なまでに復興を成し遂げなければならいないと強く考えております。あの震災で亡くなった人のためにも、なんとしても復興を成し遂げなければならない。これが運良く生き残った私たちの使命でもあると思うんですね。

神様が日本にもしくは日本人に与えた歴史的な大きなショックな事件は、3年前の東日本大震災がここ近年で一番大きい。その前は、310万人もの日本人が犠牲になった大東亜戦争。その前は、関東大震災。関東大震災後の4年後に昭和の金融恐慌が起こり、過去2度の歴史的なショックを私たちの先人たちはどのように乗り越えたのか?今を生きる現代の日本人は、この歴史の事実に真摯に向き合って、今一度、先人たちの教えを教訓に3度目の大きな困難をなんとして乗り越えなければならない。これが私たちの子を持つ親の世代の大人の責任だと思います。立ち直る困難に立ち向かう気概を子供たちに見せなければならない。

永遠のゼロの作家、百田尚樹氏の言葉が頭から離れない。日本は戦争で負けたけど、大正生まれもしくは昭和初期のお祖父ちゃんやおばあちゃんたちの世代の方は、戦ってくれた。そこで命を落とした人もいたけど、生き残って日本に帰ってきたお祖父ちゃんやおばあちゃんの世代の人々が、また、戦後とてつもなく働いてくれたので、日本は、これだけの復興と経済成長を成し遂げて、豊かになった。私がこうして安心して暮らしていけるのもみんな祖先の人々のおかげなんですね。おじいちゃんおばあちゃんは、そう、めちゃくちゃ働いてくれたんですね。

ただでさえ、日本はこれから今だに予想できないような少子超高齢化社会、人口減少社会に入るわけです。次の世代の日本人に、進むべき方向を今の大人がしっかりと示さなければならない。それを見せるのは、私たちでもある。私たち今の大人たちがめちゃくちゃ祖先の人々ように、働けばいいんだと思います。

これが今を生きる私たちの使命だと思います。

私もふとしたきっかけで、政治の世界に足を踏み入れてしまいました。また今夜も自分に何ができるかを問うて、ない頭であれこれと考えてみたいと思います。

3月11日。あれから3年たってのコメントでした。